「【ゆうちょ銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました_」のメールは、ゆうちょ銀行をかたる詐欺・迷惑メールです。
本文のリンクをクリックすると本物そっくりのフィッシングサイトに…!
個人情報を入力しないように注意です!
この記事では、「【ゆうちょ銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました_」のメールについて、
- 怪しいポイント4つ
- 個人情報を入力してしまった場合の対処法
- メールの内容
を紹介します!
【詐欺メール】「【ゆうちょ銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました_」の怪しいポイントは?
「【ゆうちょ銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました_」が詐欺・迷惑メールといえる怪しいポイントは4つあります。
怪しいポイント
- 個人(宛先の人物)を特定できていない
- 差出人メールアドレスがゆうちょ銀行ではない
- リンクのURLがゆうちょ銀行のものではない
- そもそもゆうちょ銀行の口座を持っていない
それぞれ詳しく見ていきます。
個人(宛先の人物)を特定できていない
詐欺・迷惑メールは本文内に宛名(あなたの名前)が書かれていません。
不特定多数に送ってきているため、相手の名前がわからないまま送ってくるケースがほとんどです。
銀行からのメールであれば、登録している名前を知っていないとおかしいですよね。
本当に銀行からであれば、大事な連絡は封書で届くなどするでしょう。
ゆうちょ銀行から宛名のないメールで送ってくることはありません。
メールやSMSで個人情報の入力を求めてきたら詐欺だと判断しましょう。
差出人メールアドレスがゆうちょ銀行ではない
差出人のメールアドレスがゆうちょ銀行のもの以外であれば、詐欺メール確定です。
【ゆうちょ銀行からのメールで使われるアドレス(@以下)の例】
※他にもサービスによっていくつか種類あり
- jp-bank.japanpost.jp
- jp-bank.jp
- service.jp-bank.japanpost.jp
ただ、最近の詐欺・迷惑メールはアドレスの一部が公式アドレスになっているケースがあります。
怪しさを感じる場合はリンク先でパスワードや暗証番号を入力しないように注意しましょう。
リンクのURLがゆうちょ銀行のものではない
メール本文に記載されているリンク先がゆうちょ銀行の公式サイトのURL(www.jp-bank.japanpost.jp)になっていないなら、詐欺の可能性が高いです。
リンクを開かずにURLを確認するには、PCからメールを開いてリンク部分にマウスカーソルを合わせてみましょう。
(クリックはしないように!)
画面左下にURLが表示されます。
スマホの場合はリンク部分を長押しでURLを見られますが、タップミスでリンク先に飛んでしまう可能性があります。
危険を避けるためにもPCからの確認をおすすめします。
そもそもゆうちょ銀行の口座を持っていない
そもそもゆうちょ銀行の口座を作っていないのに口座凍結のメールがきていたら詐欺メール確定です。
詐欺・迷惑メールの送り主はあなたが口座を開設しているかを知りません。
数撃ちゃ当たるスタイルで大量送信しているだけです。
口座を持っていない銀行からメールが届いていたらそっと削除、もしくは迷惑メール報告しておきましょう。
個人情報を入力してしまった場合の対処法は?
もしリンク先のサイトでログイン情報やクレジットカード情報などを入力してしまった場合は、すぐにカード会社や銀行に連絡しましょう。
不正利用される前に対応できるとベストです!
個人情報を入力してからできることは少ないですが、
- 正規サイトのログイン情報(アドレス、パスワード)の変更
- クレジットカード会社・銀行への連絡・相談
は最低限行うことをおすすめします。
「【ゆうちょ銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました_」メールの内容は?
実際に届くメールの本文は以下です。
いくつか似たパターンのメールがあるため、件名や本文の一部が異なる可能性があります。
平素はゆうちょ銀行利用いただき、誠にありがとうございます。
当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 9 条1 項 7 に基づくご依頼となります。
この度、当社セキュリティシステムが動作したところ、お客様の口座に異常な取引が発覚しました、マネー・ローンダリングに関わる恐れがございますので、お取引について当行より至急で確認させていただきたいことがあり、ご連絡をさせていただきました。
ご回答
ご回答いただけないお客さまにおかれましては、法的な措置まで講じさせていただく場合がございます。
お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。
何卒ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。
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詳細はこちらをご覧ください。
https: //〇〇〇
差出人:株式会社ゆうちょ銀行
本件に関する問い合わせ:
株式会社ゆうちょ銀行 〇〇〇〇(電話番号)
(受付時間)平日・土・日・祝 9:00~17:00
リンク先URLの例は(https: //〇〇〇.ru/〇〇〇)などです。
(複数パターンあるかもしれません)
メール本文に記載されているリンク先はゆうちょ銀行の正式なホームページではありません。
リンク先で個人情報を求められても絶対に入力しないようにしましょう。
まとめ
詐欺メール「【ゆうちょ銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました_」のメールについて、怪しいポイント、個人情報を入力してしまった場合の対処法、メールの内容を紹介しました。
- 怪しいポイント4つ
-個人(宛先の人物)を特定できていない
-差出人メールアドレスがゆうちょ銀行ではない
-リンクのURLがゆうちょ銀行のものではない
-そもそもゆうちょ銀行の口座を持っていない - 個人情報を入力してしまったら、ログイン情報の変更や銀行・クレジットカード会社への連絡を行う
- 実際に届くメールの内容はこちら
詐欺が疑われる怪しいメールが届いたら、まず宛先やアドレス、リンク先URLを確認してみましょう。
登録した覚えのないメールにあるリンクからは絶対に個人情報の入力はしないように注意です!