アメリカのディズニーパークで閉鎖された「スプラッシュマウンテン」は日本でもなくなる可能性はあるのでしょうか。
もし日本でも閉鎖されてしまったらとても残念ですよね。
アメリカでスプラッシュマウンテンがなくなった理由はなぜなのでしょうか。理由によっては日本もなくなるなんてことに…!
そこで、
- スプラッシュマウンテンが日本でもなくなる可能性
- スプラッシュマウンテンがなくなる理由はなぜ?
- スプラッシュマウンテンが日本でなくなるのはいつごろ?
- スプラッシュマウンテンが日本でもなくなることへの意見や感想
を見ていきます。
スプラッシュマウンテンが日本でもなくなる可能性は?
日本のスプラッシュマウンテンがなくなるかについてはディズニーランドから発表されていません。
なので、今のところはなくなる予定はないと考えていいでしょう。
ただ、2023年の終わりにかけて1ヶ月ほどの休止期間があります。
休止期間(予定):2023/11/28 - 2023/12/28
日本のスプラッシュマウンテンが休止する理由はわかりませんが、アメリカとフロリダの閉鎖を受けて部分的な見直しなどがあるのかもしれませんね。
2023年時点では閉鎖の予定はありませんが、スプラッシュマウンテンが日本でもなくなる可能性は十分にあります。
アメリカのディズニーパークで閉鎖された理由は人種差別であり、日本でも同様の批判があるためです。
もし批判が多ければ、日本でもアメリカのスプラッシュマウンテンと同じように閉鎖・リニューアルとなるかもしれません。
閉鎖には多くの反対意見が予想されますし、今後スプラッシュマウンテンが日本でもなくなるかどうかはディズニーの判断と日本の社会情勢次第といえるでしょう。
次に、そもそもアメリカのスプラッシュマウンテンがなくなった理由はなぜなのかを詳しく見ていきます。
スプラッシュマウンテンがなくなる理由はなぜ?
フロリダとカリフォルニアのスプラッシュマウンテンがなくなる理由となったのは、テーマとなった映画「南部の唄」の人種差別を助長するような要素への批判があったためです。
「南部の唄」は以前から差別的表現が含まれているといった声があり、批判やテーマ変更を求める署名運動が起きていました。
抗議や批判の意見からフロリダが2023年1月に、カリフォルニアが2023年5月にスプラッシュマウンテンを閉鎖することになったのです。
スプラッシュマウンテンがなくなる理由を詳しく見ていきますね。
理由① テーマとなった映画「南部の唄」が人種差別を助長しているという批判
スプラッシュマウンテンのテーマとなった映画「南部の唄」には、黒人を差別するような描写があります。
南部の唄はアメリカ南部の農場を舞台に白人の少年と農場で働く黒人の交流を描いた物語です。
映画が公開された1946年は根強い差別意識から白人と黒人が交流する描写に対して批判が寄せられたとのこと。
全米黒人地位向上協会がディズニーに抗議し、後に公開自粛になっています。
南部の唄をテーマとしたスプラッシュマウンテンにも人種差別を助長しているという批判があり、閉鎖される大きな要素となったことは間違いありません。
理由② 抗議活動「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」
スプラッシュマウンテンへの意見が多くなったのは、2020年に世界各地に広がった抗議活動「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」がきっかけとなっています。
「テーマである南部の唄の描写が不適切で公開自粛となったのにアトラクションはそのままなのはおかしいのではないか」という意見が多くありました。
ディズニーが人種差別を助長するような要素を放置するわけにはいかないので閉鎖になるのも仕方なかったといえますね。
理由③ スプラッシュマウンテンの閉鎖に伴うリニューアル
アメリカのディズニーパークで閉鎖されたスプラッシュマウンテンは新たなアトラクションとしてテーマを変え、2024年にリニューアルオープンする予定です。
新たなテーマは黒人の少女が主人公の映画『プリンセスと魔法のキス』となっています。
『プリンセスと魔法のキス』はディズニー史上初めて黒人の“プリンセス”を主人公にした作品で、日本でも人気の高い作品です。
日本でもアメリカ同様にリニューアルする可能性があります。
リニューアル後のアトラクションは人種差別を助長するような要素は取り除かれ、より誰もが楽しめるものになる予定です。
スプラッシュマウンテンに負けないくらいの人気アトラクションになることが期待されますね!
スプラッシュマウンテンが日本でなくなるのはいつごろ?
もし日本のスプラッシュマウンテンがなくなるとしたら、早くても2028~2029年頃になると予想します。
理由は2つで、
- スペースマウンテンと周辺エリアのリニューアルオープンが2027年
- 2023年時点でアトラクション閉鎖・リニューアル発表がない
という点です。
スプラッシュマウンテンの閉鎖をスペースマウンテンの閉鎖・リニューアル期間に被せることはまずないでしょう。
なので、少なくとも2027年まではスプラッシュマウンテンは閉鎖されない可能性が高いです。
また、2023年時点でスプラッシュマウンテンの閉鎖・リニューアルに関してなんの発表もないことからもしばらくの間は閉鎖されないと思われます。
アメリカのスプラッシュマウンテンが閉鎖になったのも発表から3年ほど経ってからですし、日本でも急に閉鎖はしないはずです。
スペースマウンテンのリニューアルオープンに合わせて閉鎖されることも考えられますが、それでも2027年より後になるので早くとも2028~2029年頃になるでしょう。
スプラッシュマウンテンが日本でもなくなることへの意見や感想
スプラッシュマウンテンが日本でなくなることへの賛成・反対の意見や感想を紹介します。
スプラッシュマウンテンの閉鎖に対する賛成意見
- 人種差別を助長するような描写があるなら閉鎖は仕方ない
- ディズニーが人種差別に反対する姿勢を示すことは大事
スプラッシュマウンテンのテーマとなった映画「南部の唄」に人種差別を助長するような描写があるなら閉鎖は仕方ないといった声がありました。
また、ディズニーが人種差別に反対する姿勢を示すことはとても良いことだという意見もあります。
スプラッシュマウンテンの閉鎖に対する反対意見
- 閉鎖されたら悲しい
- なくなるの嫌
- 南部の唄は人種差別を助長するような作品ではない
スプラッシュマウンテンは多くの人に愛されているアトラクションであり、閉鎖は残念だという声がありました。
また、スプラッシュマウンテンのテーマとなった映画「南部の唄」は時代背景を理解した上で鑑賞すれば人種差別を助長するような作品ではないという意見もあります。
まとめ
スプラッシュマウンテンが日本でもなくなる可能性、なくなる理由はなぜか、日本でなくなるのはいつごろか、なくなることへの意見や感想を紹介しました。
- 2023年時点では閉鎖の予定はないが、日本でもなくなる可能性は十分にある
- 理由はテーマとなった映画「南部の唄」の人種差別を助長するような要素が大きい
- 日本のスプラッシュマウンテンがなくなるとしたら早くても2028~2029年頃になると予想
今のところ日本のスプラッシュマウンテンがなくなる予定はありません。
ただ、今後はアメリカ同様に閉鎖・リニューアルすることも考えられます。
現時点では日本でのみ楽しめるアトラクションなのでたっぷり満喫しちゃいましょう!