最近、+181から始まる電話番号からの着信が増えていますが電話に出るとどうなるのでしょうか。
+1の電話番号は国際電話でアメリカやカナダの国番号を示しますが、詐欺や迷惑電話の可能性はあるのでしょうか?
そこで、
- +181から始まる電話番号は詐欺・迷惑電話?
- +181から始まる電話番号に出るとどうなる?
- +181から始まる電話番号への対処法は?
についてまとめました!
+181から始まる電話番号は詐欺・迷惑電話?国番号はアメリカ?
+181から始まる電話番号は国際電話番号で、詐欺・迷惑電話の可能性が高いです。
+1はアメリカ合衆国やカナダなどの北米地域の国番号を表します。つまり、この電話番号は北米からかけてきていることになります。
しかし、北米の国番号(+1)からかけてきていても、必ずしも本物の北米の電話番号とは限りません。
実はインターネットを使ってどこからでも国際電話番号を取得し偽装することができるアプリやサービスが存在します。
これらを利用すれば日本国内からでも+181から始まる電話番号で発信することが可能です。なので、日本国内の詐欺グループが+181を使っている、という事態もありえます。
+181から始まる電話番号で発信する理由は日本国内の規制や警察の捜査が及びにくいためでしょう。
国際電話番号は日本の通信事業者や警察が管理しているわけではありません。そのため、発信者の情報が特定されづらい面があります。
このように、+181から始まる電話番号は詐欺や迷惑電話の可能性が高いと言えます。
特に最近は「サイト利用料金の未納」や「民事訴訟の通知」などと言って金銭を要求する手口が多く見られます。
そういった電話に出るとどうなるかも見ていきますね。
+181から始まる電話番号に出るとどうなる?
+181から始まる電話番号に出ると、
- サイト利用料金の未納といわれる
- 自動音声で電話料金未払いの案内をされる
- 電子マネーの購入を促される
などのパターンがあります。
「未納料金があるので法的措置に入る」といった内容で危機感を持たせ、支払いとして電子マネーを購入させるなどの詐欺の手口ですね。
こういった詐欺に引っかからないように対処法を確認していきましょう。
+181から始まる電話番号への対処法は?
+181から始まる電話番号から着信があった場合の対処法ですが、基本的には「出ない」「切る」「折り返さない」が鉄則です。
- 出ない:知らない国際電話番号からの着信には出ないようにしましょう。出てしまうと相手側に発信者情報が通知されますし、着信課金制の場合は通話料金が発生します。
- 切る:万一出てしまった場合や自動音声や人間の声が聞こえた場合はすぐに切りましょう。相手側はあなたを不安や恐怖に陥れて、金銭や個人情報を聞き出そうとします。話を聞いていると、だまされる可能性が高まります。
- 折り返さない:着信履歴に残った+181から始まる電話番号に折り返さないようにしましょう。折り返すと、国際通話料金が発生しますし、相手側にあなたの興味や関心を示すことになります。その結果、さらにしつこくかけてくる可能性があります。
上記のような対応で詐欺にあう可能性がぐっと下げられます。
もし電話に出てしまった場合は以下の点を守って対処しましょう。
- 相手の名前や会社名を確認する
- 個人情報を教えないようにする
- 怪しいと感じたらすぐに電話を切る
焦らずに落ち着いて対応すれば大きな問題は起きません。
また、電話機の設定で着信拒否や着信拒否音を設定することもできます。
着信が繰り返される場合は拒否設定を行うのも有効な手です。
詳しくは各電話機の取扱説明書や通信事業者のホームページなどで確認してください。
まとめ
+181から始まる電話番号は詐欺・迷惑電話なのか、電話に出るとどうなるか、対処法を紹介しました。
- +181から始まる電話番号はアメリカやカナダなど北米からの国際電話番号で、詐欺や迷惑電話の可能性が高い
- 電話に出ると電子マネーを購入させるなどの詐欺被害にあう可能性がある
- 対処法は「出ない」「切る」「折り返さない」が鉄則
+181から始まる電話番号で詐欺被害が出ています。知らない番号には出ないようにし、着信が繰り返される場合は電話機の設定で着信拒否するようにしましょう。
知らない国際電話番号からの着信には十分注意してくださいね。
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