節分の豆まきと恵方巻の順番はどちらを先に行うのが一般的なのでしょうか。
節分には恵方巻を頬張り、豆まきで厄払いをする日本の風習。
家庭によって微妙な違いはありますが、「恵方を向いて巻き寿司を食べる」「豆をまいて鬼を払う」流れは変わりません。
ただ、豆まきと恵方巻きの順番や時間帯に決まりがあるか疑問に思うことも…。
そこで、
- 節分の豆まきと恵方巻の順番はどちらが先?
- 節分の豆まきの時間帯は決まってるの?
- 節分に恵方巻きを食べる時間帯は?
について紹介します!
節分の豆まきと恵方巻きの順番はどちらが先?
節分の豆まきと恵方巻の順番は、
- 豆まきが先
- 恵方巻が後
が一般的です。
節分(立春の前日)は新たな春が到来する瞬間に心機一転、無病息災や幸福を祈る行事です。
そして、豆まきと恵方巻にはそれぞれ以下の意味があります。
- 豆まき:厄を払い、悪霊を遠ざける
- 恵方巻:運気向上を願い、福を呼ぶ
まずは厄災・悪霊といった悪いものを遠ざけ、その後に運気向上を願う。
つまり、悪いものを追い出してから良いことを呼ぶために、「豆まきが先、恵方巻が後」という順番になるんですね。
過ぎ去る厳しい冬をふり返り、邪悪な力を払いのける豆まきを経て、次なる節目である春に幸運が訪れるよう恵方を指し願いを込めて恵方巻を食べる。
この一連の流れは、寒さを乗り越えて生じる新芽のように、心新たに年を越えるための大切な儀式なのです。
次は節分の豆まき・恵方巻は決まった時間帯があるのか見ていきます!
節分の豆まきの時間帯は?
伝統的には鬼は夜に出現すると言い伝えられているため、節分の豆まきの時間帯は夕暮れ時~夜に行われることが多いです。
ですが、現代の豆まきは家だけでなく、神社や地域のイベントでお昼過ぎから夕方にかけて行う場合も。
時間帯は現代の生活リズムや地域によって違いがあるため、そこまでこだわらなくてもいいでしょう。
節分の日は家族それぞれのスケジュールを尊重し、鬼の時間帯にとらわれずに豆まきをするのがおすすめです。
鬼役を買って出る家族や子どもたちが楽しみながら豆まきできればOK!
歴史を重んじつつ現代の生活様式に合わせて節分を祝うことで、家族の絆もさらに深まることでしょう。
続いて恵方巻を食べる時間帯を見ていきます!
節分の恵方巻を食べる時間帯は決まってるの?
節分の恵方巻を食べる時間帯に決まりはなく、いつ食べてもいいとされています。
時間帯にこだわらなくても問題ないですが、順番としては豆まきの後なので、夕暮れ時~夜に食べることが多いですね。
夕食・夜食前に食べてもOKですが、節分の恵方巻はその年の幸運が訪れる方角(恵方)を向き、無言で巻き寿司を1本食べることで切れ目なく続く幸運を呼び寄せるというもの。
食べきれない心配がある場合は恵方巻を夕食・夜食がわりにするといいですね。
ぺろりと食べ切れるなら気にせずいつでもパクっといっちゃいましょう!
豆まきで邪気を払い、恵方巻きで福を招く。
この2つの風習を組み合わせることで、節分の日の楽しみが一層増し、新年の幸運を一家で分かち合うことができますよ♪
まとめ
節分の豆まきと恵方巻の順番はどちらが先なのか、時間帯は決まってるかについて紹介しました。
- 節分は豆まきが先、恵方巻が後
- 豆まきは夕暮れ時~夜の時間帯に行われることが多い
- 恵方巻を食べる時間帯に決まりはないが、順番としては豆まきの後なので夕~夜になりやすい
節分は豆まきで鬼を追い払い、清められた空間で恵方巻きを食べることで、年間を通じての健やかな生活を願う意味合いが込められています。
節分は家族の絆を深めるきっかけや健康への思いやりが内包されている温かい風習ですね♪